MENU

Home > 2008 Schedule > Rd.7 Tsukuba Report

2008 D1 STREET LEGAL SERIES Rd.7 TSUKUBA
December 14, 2008 at Tsukuba Circuit Course 2000

コースコンディション:ウェット→セミウェット
公式入場者数:2,015名

Rd.7 REPORT

空前絶後の大記録達成!

末永直登が年5勝でチャンピオン獲得!

ポイントホルダーのみの最終戦
 D1ストリートリーガルシリーズの最終戦は、公式戦でははじめて筑波サーキットで開催された。
  D1グランプリシリーズでは2002年から2005年まで公式戦がおこなわれ、D1ストリートリーガルシリーズとしても2005年にプレシーズンマッチがおこなわれたが、そのとき以来の開催となるため、はじめて走行する選手も多かった。
  このラウンドは、1戦から6戦まででポイントを獲得した選手のみ参加できる大会とされ、予選日なしの1DAY開催となった。そのため単走予選はおこなわれず、競技は単走1回戦と追走トーナメントのみとなった。
  審査は、単走1回戦が野村、熊久保、今村、川畑の4名のD1GP選手で、追走は土屋圭市が加わった5名でおこなわれた。
  シリーズタイトル争いは、末永直登がランキング首位。中村直樹が15ポイント差でそれを追い、軸屋清文が23ポイント差で、わずかに可能性を残した状況で最終戦がはじまった。

TANSO 1st STAGE

カキン!っと振ってヘアピンに飛び込め!

  • Tanso 1st

    松井 有紀夫 ( Guild with LIMIT LINE ) ギルドスープラガルルスペック [ JZA80 ]

    「筑波はあまり走ったことないし、自分のなかでは、もうちょっと行けるのかな、という感覚はあるけど、まぁまぁの走りでしたかね?」という松井がトップ通過を果たした。

  • Tanso 2nd

    藤野 秀之 [ S15 ]

  • Tanso 3rd

    軸屋 清文 [ S15 ]

関東の選手が強さを発揮!
 朝から雨が降りつづき、単走1回戦もウエット路面でスタートした。そのため同点のばあいの順位づけは、スピードガンで計測した車速ではなく、2番目によかった走行での点数で決定されることが発表された。
  審査ポイントとして要求されたラインは下のとおり。1コーナーからS字コーナーの進入までは、グリップ走行で加速してもいいことになった。とくにアピールポイントとなるのがS字コーナーの2つめからヘアピンの進入にかけて。大きい角度からカキン!っと早めに振り返してヘアピンに飛び込む走りが高い評価を得るとされた。
 いっぽう、S字コーナーで大きく蛇行するラインは評価が低くなるとされ、角度をつけつつも直線的にヘアピンに向かうラインが求められた。ヘアピンのクリッピングポイント付近は水がたまるため、少し縁石から離れて走った選手も多かった。
 さすがに上位選手は走った経験が少なくてもレベルの高い走りを連発。とくに松井は、大きな角度をつけつつラインもキレイにトレースして1位通過。2位には藤野がつけ、関東のドライバーが強さを発揮した。またシリーズタイトルを争う末永(直)、中村(直)、軸屋の3名も大きなミスなく上位で通過した。
  上位選手で評価のわかれ目となったのはヘアピンの進入。ここで角度が浅かったり、スピードを落としすぎたり、ラインが小さすぎたり、逆に流されてしまうと減点となった。しかし下位選手はより大きなミスが多くなったため、けっきょくはシード選手のほとんどが追走に進出する順当な展開となった。
  しかしそのなかで、地元茨城県出身の木口は、3本ともラインや振り出し、ドリフトの戻りなどで減点され、1回戦敗退となってしまった。

  • Judge Point

    審査ポイント

    単走で重要となった採点要素は上記のとおり。とくにアピールポイントとなったのは、S字コーナーの2つめからヘアピンの進入にかけての振りかただった。

  • Pick Up It !!

    木口 健治 [ C33 ]

    木口は「1本目はスピンをしないように走り、2本目と3本目で攻めていこうと思っていたんですけど…無難すぎたのかもしれません」と単走1回戦をギリギリの17位で敗退する結果となった。

単走1回戦 結果

Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
1 4 松井 有紀夫 JZA80 99.900 99.600
2 6 藤野 秀之 S15 99.850 99.525
3 3 軸屋 清文 S15 99.825 98.325
4 2 中村 直樹 S15 99.800 99.300
5 1 末永 直登 PS13 99.575 99.050
6 8 横井 昌志 S14 99.550 99.225
7 5 日比野 哲也 S15 99.525 99.125
8 12 三上 正実 ECR33 99.050 98.650
9 24 村山 悌啓 S14 98.950 98.675
10 11 田中 省己 S14 98.950 98.200
11 16 福山 博行 PS13 98.925 98.500
12 13 北山 京吾 RPS13 98.900 98.675
13 7 萩迫 貴史 PS13 98.900 98.550
14 18 手塚 強 ER34 98.800 98.525
15 32 長谷川 大祐 S14 98.775 98.375
16 28 平島 昭彦 S14 98.750 98.525
▲ 追走決勝トーナメント進出 ▲
Pos. No. Driver Car Best Ave. 2nd Ave.
17 9 木口 健治 C33 98.675 98.475
18 23 西尾 欣也 JZX110 98.525 98.400
19 15 田中 裕司 S14 98.475 98.350
20 29 山野 直也 S15 98.450 81.250
21 14 藤木 俊宏 RPS13 98.400 98.300
22 26 飯塚 潤一 S14 98.375 98.200
23 20 山本 高広 RPS13 98.325 98.175
24 30 浮田 正明 AE86 98.300 97.975
25 17 本間 岩次郎 ECR32 98.250 97.900
26 25 伊豆 英成 S15 98.125 97.575
27 21 中村 大介 S15 98.100 97.900
28 19 水野 昌彦 S15 98.075 97.750
29 31 市川 啓介 S14 98.075 97.750
30 27 伊藤 満紀 JZX100 98.050 0.000
31 22 落合 正宗 S14 97.325 97.000
- 10 駒形 行春 GDB No Entry

TSUISO TOURNAMENT

末永直登が勝って有終の美を飾る!

  • Final Battle

    末永 直登 シルビア [ PS13 ] vs 横井 昌志 シルビア [ S14 ]

    末永とは走りのスタイルが近く「この日イチバン追走がやりやすかった」という横井だったが、リズムよく行き過ぎて接触してしまったという。

ベスト16勝利で末永が王者獲得!
 追走トーナメントのまえに雨は上がったものの、路面が乾くのは遅く、ウェット路面でベスト16がはじまった。
 単走1回戦で末永(直)も中村(直)も100点を取らなかったため、末永は追走トーナメントで1回勝てばほかの選手の成績によらずチャンピオンを獲得することが決まった。末永と中村は勝ち進めばベスト8で当たるが、その場合は直接対決のまえにチャンピオンが決定してしまう状況だった。
 追走ベスト16の最初の対戦は、松井が平島に2本とも終始角度でうわまわって勝利。三上vs村山は再戦にもつれたが、村山が後追い時に距離を詰めることができず三上の勝ちとなった。
 そしてチャンピオンがかかった対戦となった末永vs北山だが、1本目は北山が末永についていけず末永アドバンテージ。2本目は前半やや距離を離していた末永だが、ヘアピン以降で北山に追いついて勝利を決め、シリーズチャンピオンが決定した。
 中村vs萩迫は萩迫に大きな戻りがあり、中村がビタビタ走行を決めて中村の勝利。軸屋vs手塚は手塚が後追いからヘアピンでものすごい振りを見せたがスピン。軸屋の勝ちとなった。横井vs福山は福山に戻りがあったのと横井のビタビタ走行で横井の勝利。日比野vs田中(省)は、日比野がヘアピンの進入でスピンをして田中の勝ち。藤野vs長谷川は長谷川のスピンで藤野が勝った。
 ベスト8最初の対戦は松井vs三上。松井が後追い時にヘアピンで角度が浅くなり、三上の勝ちとなった。
 そして末永と中村が対決した。1本目はS字で後追いの中村の振り出しが遅かったいっぽうで、末永がヘアピンの立ち上がりでわずかに戻り気味になり、ほぼイーブンの展開。そして2本目中村は大きな角度でヘアピンに飛び込んだが、そこでスピン。末永の勝ちが決まった。
 軸屋vs横井は、横井が後追いからビタビタ走行を決め、先行では軸屋をよせつけず準決勝進出を決めた。田中(省)vs藤野は、両者ともにミスがあったが、田中の1本目の戻りが大きく減点され、藤野の勝ちとなった。

乾きはじめた難路面に苦戦!
 雨はその後ふたたび降りだすことはなく、路面は濡れているところと乾いているところがまだらになってきた。滑るところとグリップするところが極端に変わるむずかしいコンディションだ。
 準決勝の最初の対戦は三上vs末永。以前はずっとシルビア系に乗ってきた三上は今季からスカイラインを投入してきたが、それがかなり熟成されてきたようだ。ヘアピンではガマンのドライビングをしなければいけないそうだが、ダンロップコーナー手前で思いきった振りを見せて、ここまで勝ち上がってきていた。1本目は三上が先行。以前からよく知っている仲ということもあって、末永は遠慮なく三上のインに入り、きれいにドリフトを合わせて走りきった。末永にアドバンテージがついた。2本目は末永が先行。三上も末永にぶつけるくらいのつもりで走ろうと思っていたそうだが、加速力の差がでてヘアピンで距離を開けられ、そのままリズムも崩してしまう。末永の決勝進出が決まった。
 準決勝もうひとつの対戦は横井vs藤野。1本目は横井が先行。藤野はS字からビタビタに横井のインに入ってくるが、ヘアピンに向けての振り返しで手間取り、そのままスピンをしてしまう。横井に大きくアドバンテージがついた。2本目は先行の藤野もいい走りをしたが、無理をせずやや距離を離してきた横井もノーミスだったため、横井の初めての決勝進出が決まった。
 決勝1本目は末永が先行。S字で徐々に距離を詰めてきた横井はヘアピンで末永のインに入るが、右フロントで末永の左リヤを2度プッシュしてしまった。これで末永はスピン。末永に大きくアドバンテージがついた。2本目は横井が先行。横井は高いスピードの勢いのあるドリフトを見せたがヘアピンでやや流され気味のラインになり、末永はしっかりそこで距離を詰めた。
 この結果末永の優勝が決定。末永は全7戦中5勝という圧倒的な強さで、第3代D1ストリートリーガルシリーズチャンピオンとなった。

  • Best 4 Battle !!

    横井 昌志 [ S14 ] vs 藤野 秀之 [ S15 ]

    藤野は路面がウェットのときのほうがギヤ比が合っていたという。準決勝では路面が乾いてきて、リズムを崩してしまったのが敗因だそうだ。

  • Best 8 Battle !!

    松井 有紀夫 [ JZA80 ] vs 三上 正実 [ ECR33 ]

    チームオーナーの地元に近い筑波は、今シーズンいちばん勝ちたいコースだったという松井だったが、2本目の最後に痛恨のミスでベスト8敗退となってしまった。

  • Best 16 Battle !!

    末永 直登 [ PS13 ] vs 北山 京吾 [ RPS13 ]

    思いのほか北山が遠くておいていかれたという末永だが、慌てることなくヘアピンとダンロップで距離を詰めた。

Rd.7 WINNER

末永 直登

EBISU CIRCUIT with Agent K ADVAN
DRIFT XTREME PS13 SILVIA [ PS13 ]


 じつはボク、今日も勝ちたかったんですよ〜! またあの”星のステッカー(優勝するともらえる)”がほしいと思ってたもんで。
 今回からエンジンをまた新しくショップさんで作ってもらって、クルマもかなり速くなったんで、いけるんじゃないかなっていうのはあったんですよ。
 このあまえの火曜日に練習会があって、そこで走ったときに、新しいエンジンのシェイクダウンだったんですけど、晴れと雨とどっちも走れたんで、どっちでもいけるかな、とは思っていました。
 今日は、路面コンディションを自分のなかでウォームアップ走行で確認したつもりだったんですけど、走るたびに変わるんでむずかしいかんじだったんです。なんとかうまくいったかな、というかんじですね。

Rd.7 RESULTS

最終順位

Pos. No. Driver Team Car Color Point
1 1 末永 直登 EBISU CIRCUIT with Agent K ADVAN PS13 25
2 8 横井 昌志 MCR Factory S14 21
3 6 藤野 秀之 Team Kazama S15 18
4 12 三上 正実 3UP ECR33 16
5 11 田中 省己 D-MAX S14 13
6 4 松井 有紀夫 Guild with LIMIT LINE JZA80 12
7 2 中村 直樹 D-MAX S15 11
8 3 軸屋 清文 GP SPORTS with V Factory S15 10
9 24 村山 悌啓 GOODYEAR ★ よれお S14 オレンジ 8
10 13 北山 京吾 PURE PLANNING with Pleasure RS RPS13 7
11 18 手塚 強 Team KIDSHEART ER34 6
12 5 日比野 哲也 Team SunRIZE S15 5
13 32 長谷川 大祐 T&E with WYNN S14 4
14 28 平島 昭彦 CLUB D-FRIENDS S14 オレンジ 3
15 16 福山 博行 ORIGIN Racing PS13 2
16 7 萩迫 貴史 CLEARANCE・BLITZ・DUNLOP PS13 1

Official Sponsors